母親育児 → 夫婦で育児 → チームで育児(今ここ)

育児は仕事の役に立つ

〜「ワンオペ育児」から「チーム育児」へ〜

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著者:浜屋裕子 中原淳

 

Short summary

 「チーム育児」。子育ては1つの「プロジェクト」です。夫婦“だけ”で頑張るのではなく、夫婦も含めたチームで育児をする重要性がよくわかります。また、子育てを通じて自分が成長できる部分も多いということがわかりました。共働きの夫婦は読んでおいて損は無いと思います!

 

 

Review

 実際に自分も共働きで、育児に対してどうしたら良いのかわからない部分が多かったです。まだ子供はいませんが、子供の面倒を見るだけが育児だと思っていました。

 しかし、実際は日程の調整や外部交渉(保育園を探したり、親に協力を得たり)をすることも育児の一貫であるということを思い知らされました。子供のおむつを交換したり、ご飯を作ったりすることは育児の一部に過ぎません。“育児に関わるメンバーや施設とのやり取り、調整、コミュニケーションの育児の一環である“という一文に自分の認識が大きく変わりました。

 子供ができたら、まずは夫婦で現状を振り返る機会を作ろうと思いました。コミュニケーションや対外的な交渉・調整は子供が産まれる前からできるので、今の自分達の現状をふりかえり、どういったことが必要なのかを見つけて行こうと思います。

 

 正直、まだ子供もいない状況で読むのは早かったかなぁと思います。子供ができて妻のお腹が大きくなってきたら、また読み返そうと思います。重要なことは「体制作り」でした。できないことはできない。できることはどうやってやるかを無理のない範囲で考えることが重要だと思います。

 「チーム育児」、共働きの夫婦では本当に重要なことだと思います。子育ては1つのプロジェクト、子供を実験台にして(笑)親として成長していけたらなと思いました。