自分がほしい本が見つかるかもしれません。

医療人類学を学ぶための60冊

〜医療を通して「当たり前」を問い直そう〜

著者:澤野美智子

 

  

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 タイトル通り、医療人類学を学ぶための60冊についてのポイントが記載してあります。医療人類学を学び始めて、これからもっと深く学びたい人には自分の思考にあった本を見つけることができるかもしれません。僕はこの本を読んでさらに『医療者が語る答えなき世界―「いのちの守り人」の人類学』(磯野真央穂)、『いのちの文化人類学』(波平恵美子)、『病院でつくられる死―「死」と「死につつあること」の社会学』(デヴィッド・サドナウ)、『脱病院化社会―医療の限界』(イヴァン・イリッチ)、『苦悩とケアの人類学―サファリングは創造性の源泉になりうるか?』(浮ヶ谷幸代)の5冊が自分の心にとまりました。

 正直、どの本も読んでみたいと思いましたが何分全部読むのは大変かと…文化人類学を学んでいて論文などを書かないと行けない文系の学生にはとても参考になる本ではないかと思いました。医学部は卒論を書かないのでよくわかりませんが…

 1冊1冊読みすすめてみて、医療人類学についての理解を深めていきたいと思います。