〜脳のパフォーマンスを最大まで引き出す〜 神・時間術 (著:樺沢紫苑)

 

Short summary

 この作者の価値観がとても好きです。自分がより楽しく生きていくために時間は“創る“ものである。時間の創り方・使い方の道標になる本だと思います。実際、自分の行動も変わってきています。1日24時間じゃ足りない(涙)って人は読んで、実践してみてください。

 

 

Review

 1日は24時間しかない。それはどんな人にも平等だ。と思っていました。また、いままで勉強時間を作るため夜遅くまで仕事や勉強をしたり、時には徹夜をしたりしていました。

 この本を読んでそれが大きな間違いであることに気付かされました。時間自体はどんな人間にも平等だけど、時間×集中力という時間だけの1次元で考えるのではなく、時間×集中力という集中力も加味した2次元で時間の概念を捉えるのです。これは自分の発想にはありませんでした。この考えを応用し、筆者が言う「脳のゴールデンタイム」にいかに効率の良い仕事をするかが重要なことだと学びました。効率よく仕事や勉強をすることが自分の時間を創ることに繋がります。時間を“創る“ことで自分を磨き、自分の本当に大切なものを大切にできるようになっていきます。それを続けることでもっともっと「人生を楽しく生きていきたい」と思うことができました。

 そのためにこれから3つのことを実践するつもりです。1つ目は朝、早く起きてその時間に集中力の要する仕事や勉強をすることです。筆者曰く、この時間帯が「脳のゴールデンタイム」です。ここの時間に何をするかが重要なのです。僕はこの時間を勉強の時間に当てようと思います。(今は実際にアメリカ内科学会の作成してる問題集を解いてますが、夜やるのに比べて短い時間でできています!)
 2つ目は1日に7時間以上睡眠を確保することです。脳は6-7時間以上睡眠を取らないと翌日のパフォーマンスがかなり低下してしまうようです。そのためにもこれはとても重要なことだと認識しました。。1日4時間睡眠でいいと言う人は逆にもっと寝てみてください(笑)。7時間以上寝るともっともっとパフォーマンスが上昇するみたいですよ。
 3つ目は家に帰ったらまず運動をしようと思います。(自分は任天堂スイッチの“リングフィット・アドベンチャー”をやっています。)家に帰ると集中力切れちゃうんですよね。。。この本の中で紹介されていますが集中力のリセット方法の1つとして運動があります。運動により夜の集中力がリセットされ、作業効率がアップします!思ってはいましたが、こうやって言われて実践してみるとかなり実感がわきました。

 実際に本を読みながら自分の行動を変えていきましたが、自分に使える時間が少しずつ増えている印象があります。そして、日々自分の成長を感じることができています。これが続けばもっともっと自分磨きの時間を産出することができると確信しています。「自分の時間を大切にできる人は人の時間も大切にできる。」と本の中にも書いてありました。自分が変われば見える景色も変わってくるんじゃないでしょうか?人に幸せと元気をあげるために“神・時間術”が役に立つ気がしています!

 

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。