エッセンシャル思考  〜最小の時間で成果を最大にする〜  (著)グレッグ・マキューン

Short summary

 エッセンシャル思考とはものごとの本質を捉えそれに向かってまっすぐ進むためのツールである。今の世は選択肢が多くあり、「自分が本当にしたいこと」を簡単に見失ってしまう。それを乗り越える技術をこの本が教えてくれた。自分の夢や将来への努力・仕事の仕方に疑問を感じている人におすすめの1冊です。

 

 

Review

 何でもかんでも自分にできそうなことやろうと思っていた。努力は報われれると信じて色々と試して見てはいたが、長続きしないことが多かった。それが非エッセンシャル思考だということをこの本を読むことで気付かされた。

 選択肢が溢れかえっているこの世の中で、必要なことは本質を捉え、それに不要なものには「No」と言うことだ。まずは本当にそれが必要かを考えることがエッセンシャル思考への第一歩である。本質を見極めそれに向かった、いやただそれだけに向かった努力や仕事をすることが重要なことであった。

 エッセンシャル思考を手に入れるために、実践しようと思ったことが3つある。1つ目は「日記をつけ、それを1週間、1ヶ月という単位で振り返る。」ことだ、短くても良いので続けること、振り返ることが重要。大きな流れを理解することで物事の本質を捉える訓練となる。2つ目は「1日7時間は寝る時間を確保する。」ということ。多くの本に書いてあるが実践できていないし軽視していた。睡眠により作業効率が上昇する。しっかり判断できる頭の働きがエッセンシャル思考には不可欠だ。そして最後は、「自分が見積もった時間を常に1.5倍に増やす。」こと。人は見てくれを気にしてしまうため、時間の見積もりを色々なことがうまくいったら?という感情で時間の見積もりを立ててしまう。その結果、最終的にいっぱいいっぱいになってしまい、質の悪い仕事しかできない。予定の1.5倍の見積もりをすることで予測外のことが起きてもうまく対応でき、仕事の効率を上げることができる。そして何事も「早めに少しずつ」やることが重要であった。時間の余裕が考える余裕を生む。

 エッセンシャル思考が身につけば周りからも頼られ、何より自分の時間を充実したものにできるだろう。ものごとの本質を取られることができ、それにより仕事も家庭もうまくいくような人間になれるだろう。うん、自分の夢にあっている。

 

拙い文章ですが最後までお付き合いいただきありがとうございました。